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TSアダプターにTurbo040を取り付けた時、起動音がして、正常に起動するのですが、電源を入れた時に10~20秒ほど画面にランダムなパターンが現れますが、なぜですか?
KT7.5で32M(4M*8)実装しています。 |
起動時に「ポーン」という起動音がすれば、正常に起動します。異常ではありません。
これは、Turbo040が起動時にロジックボードから、040CPUに切り替えるあいだにTurboのROMからメモリーを再初期化するために、その間はVIDEO ROMが動けない状態がしばらく続くからです。DayStarの起動時の仕様なので、残念ながらこれはどうしても見えてしまいます。 実装メモリーが多ければ多いほど初期化に時間がかかります。64M以上実装されている場合は30秒ほどパターンが出続けるので、故障と勘違いされれることもありますが、しばらくまてば問題なく起動します。 |
2000/9/8 |
TSアダプターにTurbo040をインストールしたのですが、起動したり、しなかったりします。起動しない場合は起動音がしません。
REV.3のボードで64Mメモリーと2Gの内蔵ハードディスクを搭載しています。SE/30は1991年アイルランド製のものです。 |
おそらく、原因は電力不足による起動不良だと考えられます。
Turbo040は起動時の電圧降下に非常に敏感なボードのため、起動時に初期化をする再にハードディスクの大きな起動電力の影響で電圧が一瞬ストールしてしまうのだと考えられます。起動時の5V(ハードディスク電源の赤色のケーブル)の電圧を測定してみて、4.7V以下に降下するようであれば、ハードディスクを外付けにするなどの対策をしてください。 SE/30の電源ユニットがSONY製の場合は、電圧を調整することができます。電源ユニットの基盤の真ん中あたりに半固定抵抗があり、それをゆっくりまわすと電圧が調整できます。開放時で5.05Vほどに調整すればよいとおもいます。ただ、お使いの1991年製のものは電源ユニットがASTEC製のものなので、これは電圧の調節ができません。もし、電圧が低い場合には交換をおすすめします。 |
2000/9/8 |
PowerMonsterは8.4Gを越える容量にはアクセスできないという仕様だそうですが、12GのHDDを接続するとどうなりますか? | PowerMonsterに使用しているICのプログラムの設計がATA33や66の規格がまだないころのものなので、当時のIDEの規格である8.4Gの容量制限があります。これはハード的なもので、ファームウェア(PowerMonsterの機能のROMプログラム)では改善はしません。
本来ATAの規格での取り決めとして、ハードディスクの起動時にハードディスクとコントローラーがお互いに通信しあってうまく起動するように設計しなくてはならないことになっています。しかしながら、ハードディスクのメーカーが、そのようなプログラムを意識してつくるかどうかはメーカーしだいというのが現状です。ハードディスクメーカーにもそれぞれ事情があり、一概にメーカーは責められません。 したがって、12GのHDDをPowerMonsterに接続した場合の動作は、「ハードディスクのコントロールプログラムしだいで、どうなるかは予想がつかない。」というお答えしかできません。8.4Gで認識してそのまま使えるものもあれば、認識ができないものも可能性としてはありえます。 |
2000/9/8 |
PowerMonsterでは相性が悪いハードディスクは存在しますか? | 基本的に「相性」という言葉はあまり技術的な用語ではありませんが、コンピューター全般に言われている表現で、不具合が発生することを比較的柔らかく表現したものと思います。
PowerMonsterではいかなるIDE規格のハードディスク(8.4G以下)で電気的に不具合があるという報告はありません。ただし、PowerBook500シリーズなどで使用すると書込が読み込みに比べて比較的遅いという現象が発生するようです。詳しくは、PowerMonsterに関するお知らせをお読み下さい。 |
2000/9/8 |