AKAI MPC2000やRoland S-760などは内蔵SCSIコネクターを持たないので、CF RaizinMonsterやSD FuzinMonsterなどをFDDと交換して内蔵して使おうとすると、かなり改造しないと難しいため、正攻法では外付けのSCSIケースを使うのが一般的と思います。
ただ、すでにSCSIケースを製造しているメーカーはほぼないため、適当はケースをさがしているユーザーさんも多いようです。弊社でもSCSIケースの製造を検討したことがあるのですが、やはりコストがかかるのもさることながら、かさばるので在庫の保管が大変なので二の足を踏んでいるところです。
海外の業者さんから中古の良さそうなケースの在庫があるとのことで、試験的に使ってみます。
CD-ROMか5インチのMOのケースのようです。
うしろのコネクターはこんな感じ。SCSI IDを選択するスイッチもあります。
内部のケーブルはこんな感じ。
5インチのドライブベイアダプターとSD FuzinMonsterです。
ドライブベイを組み立てます。
ケースのシャーシにドライブベイをネジどめします。
ここで問題発生。ケースのケーブルが短くて、SD FuzinMonsterに届きません。
SCSIケーブルの延長ケーブルをつくりました。
SD FuzinMonsterのSCSI IDの設定用のジャンパー J3 のピンアサインです。
SCSIケースのピンアサイン。
SCSI ID設定用のスイッチの接続図です。
延長ケーブルを作りました。
セットアップしました。
Macintoshに繋げて、動作確認します。
SanDisk Extreme 128GB をフォーマットして、ベンチマークを取りました。SCSI IDもちゃんと4番に設定できています。